窓の遮光や目隠しのために昔から使われているアイテムといえばカーテンですが、今注目を集めているのがロールスクリーン。
シンプル&スマートな印象でお部屋がおしゃれになると若い世代を中心に設置する方が増えてきています。
でも、カーテンと違って、取り付けるのが自分でできるのかな?とちょっと心配ですよね。
そこで、今回はそんな今大人気のロールスクリーンの取り付け方を徹底解説します!
実はとても簡単に設置できるんですよ。
1.ロールスクリーンって自分で取り付けられるの?
ロールスクリーンを取り付けるにあたって、まず最初に気になるのがその取り付け方。
一見すると取り付けが難しそうで専門業者への依頼が必要だと思っていませんか?
しかしロールスクリーンの取り付け方は、実はとても簡単です!
なんと必要なものはドライバー一本だけ。
DIYが苦手な方でも取り付け手順に沿って作業をすれば、誰でも簡単に設置することができます。
そのため、取り付けについては心配ご無用。まずは自分にあったロールスクリーンを選びましょう。
2.取り付け方は2種類
ロールスクリーンの取り付けで重要な点は「天井付け」にするか、「正面付け」にするかです。
この2つの取り付け方の特徴を知り、どちらの方法で取り付けるかを事前にしっかり決めてからロールスクリーンを注文しましょう。
2-1.「天井付け」
「天井付け」とはロールスクリーンを窓枠の内側に設置する取り付け方です。
ロールスクリーンのメカ部分からすべて窓枠の中に収めて設置するため、スッキリとした外観に見せられます。
しっかりと採寸すれば窓からはみ出すことがないため、家具や家電などに干渉せずに取り付けられます。
反面、ロールスクリーンと窓枠の間の隙間を完全になくすことはできないため、少量であっても光が漏れてしまうのがデメリットです。
2-2.「正面付け」
「正面付け」はその遮光性の高さが長所です。
窓枠を含めた窓全体をしっかりと生地で覆うため、光漏れの心配がありません。
窓枠より大きなサイズになるため、実際の窓より大きく見せられるのもポイント。
おしゃれなロールスクリーンはお部屋のアクセントにもなってくれますよ。
こちらは天井付けとは反対に、家具や家電など周りに障害物がないことが設置の条件になります。購入前に必ず確認しましょう。
3.ロールスクリーンの取り付け方
それでは次にロールスクリーンの取り付け方を解説します。
3-1.天井付け
※天井付けの場合は、まず窓枠上部の厚みが2cm以上あるか確認します。
サイズが足りない場合、ブラケットが取り付けられず天井付けできない可能性があります。
①まず窓枠上部の内側にブラケットをビス止めします。
ブラケットの向きは、ツメが屋内側
になるようにします。
その際、ブラケットが窓枠の左右の端から4~6cm内側になるように取り付けてください。
またブラケットは必ず平行になるよう配置します。
出典:ロールスクリーンストア
②ブラケットの屋内側に付いているツメにロールスクリーン本体のメカ部分にある耳を引っ掛け、そのままの状態で奥側に押し込みます。
出典:TERI×TERI
③カチッと音がするまでしっかりはめ込んだら設置完了です!
出典:TERI×TERI
3-2.正面付けの場合
※正面付けの場合は、まず窓枠上部の縦幅が2cm以上あるか確認します。
サイズが足りない場合、ブラケットが取り付けられず正面付けできない可能性があります。
①正面付けの場合は窓枠上部の外側にブラケットを縦向きにビス止めします。
ブラケットの向きは、ツメが下になるようにします。
その際、天井付けと同じくブラケットが窓枠の左右の端から4~6cm内側になるように取り付けてください。
またブラケットは必ず平行になるよう配置します。
②ブラケットの下側に付いているロールスクリーン本体のメカ部分にある耳を引っ掛け、そのままの状態で上側に押し込みます。
出典:TERI×TERI
③カチッと音がするまでしっかりはめ込んだら設置完了です!
出典:TERI×TERI
4.自分で取り付けるロールスクリーンを選ぶポイント
自分で取り付けるロールスクリーンの選び方のポイントは見ていきましょう。
ポイント1:サイズをチェック
取り付ける窓をしっかりと採寸してからロールスクリーンを選びましょう。
サイズ選びを誤ってしまうと設置した後で窓に入らないことに気がついた、なんてトラブルも…。
一般的には天井付けは窓枠内寸から幅を−1cmしたサイズ、正面付けは幅・丈どちらも窓枠外寸よりも数cm大きめのものを選びます。
既製品に適切なサイズが見つからない場合は、適切なサイズをオーダーしましょう。
ポイント2:遮光、調光をチェック
ロールスクリーンはその形状から採光の調節が難しいため、生地選びが重要になります。
より遮光性の高いロールスクリーンにしたい場合は、「遮光タイプ」を謳っているものや、濃い色の生地を使ったものを選ぶとよいでしょう。
反対に光を通したい場合はスライド調整できるものや和紙調や麻などのロールスクリーンもありますよ。
ポイント3:開閉タイプをチェック
ロールスクリーンの開閉には、大きく分けて「プルコード式」と「チェーン式」の2種類の方法があります。
プルコード式はロールスクリーン下部についているコードを引っ張って開閉するタイプ、チェーン式は、紐や数珠のようなコードを回して開閉するタイプです。
コンパクトなロールスクリーンにはプルコード式、幅や丈が広いロールスクリーンにはチェーン式がおすすめです。
5.ロールスクリーンおすすめ10選
では、最後に、設置するのにおすすめのロールスクリーンをご紹介します。
①タチカワロールカーテン 無地
国内の検査機関にて昇降テスト2,000以上クリア、また日光による変色・退色強度の基準である耐光堅牢度は最高レベル4級~3級の生地のみ使用している、とても高品質なロールスクリーンです。
通常タイプだけでなく、洗えるタイプやシースルータイプなど、数多くのラインナップの中から利用シーンに合わせたロールスクリーンを選べます。
②ロールスクリーン・アゲインスト(サイレント)
1cm単位でオーダー可能なこちらのロールスクリーンは「防音性」「断熱性」「遮光性」に優れ、3層構造コーティングという技を使うことで夏は涼しく、冬は暖かさを逃しにくい冷暖房効果UPを実現しました。
特に遮光率は99.99%以上!高性能かつオーダーロールスクリーンがこのお値段は「コスパ◎」と好評です。
③調光ロールスクリーン オーダー
目隠しはしたいけど外の光は取り入れたい、という方には調光ロールスクリーンがおすすめです。
こちらの調光ロールスクリーンは生地を上下にスライドさせることで光の量を調整できるため、昼は光をいっぱり取り入れてお部屋を明るく、夜はしっかり光を遮断、なんてことが可能です。
もちろん耐光堅牢度4級以上、昇降テストも通過した安心の品質です。
④ロールスクリーン 遮光 オーダー
日本の四季や草花をイメージした淡いカラーバリエーションが素敵なロールスクリーンです。
こちらのロールスクリーンもサイズオーダーが可能。
遮光1級のロールスクリーンはなかなかなく、オーダーとなると高額になってしまいがちですが、こちらは比較的リースナブルな価格でオーダーすることができますよ。
取り付けも簡単です。
⑤ニチベイ ロールスクリーン オーダー
麻糸を織り込んだようなザックリとした生地感が魅力のロールスクリーン。
織りたてのようなナチュラルな素材感と落ち着いたダルカラーがお部屋をおしゃれに演出します。
1cm単位でサイズオーダーできるだけでなく、オプションで各パーツをお好みに変更可能です(一部有料)。
⑥障子風スクリーン風和璃(ふわり)
まるで障子のような生地を使った和風のロールスクリーンです。
人目はしっかり遮りつつ、柔らかな光を取り入れる。
障子風特有のやさしい明るさが魅力ですね。
こちらのロールスクリーンであれば和室に設置しても違和感なく、和モダンな空間に。
和紙と不織布を合わせた生地(一部不織布のみ)なので、強度もバッチリです。
⑦オーダーサイズ 遮光・非遮光 ロールスクリーン・サニースクーロ(遮光)
こちらのロールスクリーンは高い遮光性、防炎加工だけでなく、洗濯も可能!
そのため、汚れやすく火を使うキッチンに設置しました、という方も。カラーバリエーションも12色と豊富です。幅・高さともに1cm単位でオーダーすることができ、また非遮光タイプもご用意しています。
⑧ロールスクリーン/遮光 99.9%
遮光、遮熱、防炎、すべてに優れたロールスクリーン。
こちらも1cm単位でオーダー可能です。
遮光率99.9%だから寝室でも安心して使え、遮熱素材だからリビングのエアコン代節約にも。とてもエコなロールスクリーンです。
⑨プリーツスクリーン オーダー タチカワブラインド
窓まわりのインテリアを中心に展開するメーカー、タチカワブラインドのロールスクリーンだから品質は折り紙付き。
「品質、デザインともに申し分ない」「光の入ってくる様子が柔らかく、昼間は透け感が非常に良い」と、実際に使用している皆さんそのクオリティに大満足のご様子。
幅は5mm単位、高さは1cm単位でオーダーできます。
⑩調光ロールスクリーン(コンビ3WH165x220) ニトリ
おなじみニトリからもロールスクリーンが販売されています。
こちらのロールスクリーン、「お部屋が一気におしゃれになる!」とInstagramなどSNSでも話題になりました。
ただおしゃれなだけでなく、2重になったスクリーンをスライド調整することで光の量を調節できるなど機能性も十分です。
6.まとめ
いかがでしたか。
ロールスクリーンの取り付けは思っていたよりも簡単でしたよね。
シンプルですっきりとしたインテリアが好まれるようになり、それに伴い注目を集めているロールスクリーンはメリットもいっぱい。
おしゃれなロールスクリーンを選んで、ぜひ設置にもチャレンジしてみてくださいね。