新生活のスタートや部屋の模様替えに便利なタイルカーペット。
タイルカーペットとは、その名の通りタイル状にカットされたカーペットのことをいいます。
何色か組みあわせて床をおしゃれにコーディネートでき、1つ1つのパーツが小さくて扱いやすいのが魅力です。
そこで、今回はタイルカーペットの特徴やメリット、選び方を紹介していきます。
さらにおすすめのタイルカーペット20選も紹介しますので、ぜひタイルカーペット選びの参考にしてくださいね。
1.タイルカーペットの特徴とメリット
1-1.1枚ずつ外せるから自由自在
タイルカーペットは、たくさんの枚数を組み合わせて使います。
一見バラバラになりそうですが、床にある程度固定できるので、その心配はありません。
タイルカーペットは1枚1枚パーツが分かれていることで、たくさんのメリットがあります。
- 扱いやすいサイズ
ふつうのカーペットは、部屋のサイズに合わせて作ってあるので、大きいものだと1辺が何mもあります。
それに対してタイルカーペットは、1つのパーツが30~50cmくらいのサイズ。
一人で運ぶこともできますし、大きなカーペットに比べて車にも積みやすいというメリットがあります。
また大きなカーペットに比べて梱包した時のサイズが小さいので、配送料が安くなる場合が多いでしょう。
- 汚れた部分だけ外せる
タイルカーペットの最大のメリットは、汚れた部分だけを外せること。
もともと防水性や防汚性が優れているタイルカーペット。
ですがコーヒーやワインなどをこぼして派手に汚してしまう時もあります。
そうした場合、その部分だけを外して洗うことが可能です。
それでも汚れが落ちない場合は、その部分のタイルカーペットだけを買い換えるという手もあります。
大きなカーペットを汚してしまったら丸々1枚買い替えるしかないので、これは大きなメリットですね。
- どんな形の部屋にもぴったり合わせられる
ふつうのカーペットは、6畳用や8畳用など決まったサイズがほとんど。
L字型や細長い形など変わった形のスペースに敷きたい場合は、オーダーをするしかありませんね。
対してタイルカーペットは、どんな形の場所にも合わせて敷くことが可能です。
余分な部分は、自分でカットすれば部屋のサイズにぴったり合わせることができます。
もちろん、ふつうサイズのカーペットも自分でカットすることは可能です。
ですがカットする作業のしやすさは、タイルカーペットの方が断然勝っています。
1-2.デザイン豊富で思うがまま
タイルカーペットというと、シンプルな正方形の絨毯を想像する人が多いかもしれませんね。
ですがそれ以外にも、バリエーション豊かなタイルカーペットがたくさん販売されています。
まず形ですが、正方形以外に長方形や六角形のタイプもあります。
そしてカラー展開が豊富なのもタイルカーペットのメリット。
1色だけでなく、何色かを組み合わせて使ってもおしゃれですよ。
さらに無地だけでなく花柄やストライプ、幾何学模様などの柄物という選択肢もあります。
自分の作りたい部屋のイメージをじっくり考えながら、一番おしゃれに見えるタイルカーペットを選んでみてください。
2.タイルカーペットの選び方
タイルカーペットには、さまざまなバリエーションがあることはご理解いただけたでしょうか。
そこで、どういったポイントを押さえてタイルカーペットを選べばよいかもご紹介していきます。
2-1.部屋の広さに合わせてサイズを選ぶ
家庭用のタイルカーペットには30×30㎝、40×40㎝、50×50㎝などといったサイズがあります。
広いスペースにタイルカーペットを敷く時は、大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
大きめのサイズを選べば必要な枚数も少なくできますし、作業も効率的です。
ちなみに6畳のスペースの場合は、50×50㎝のタイルカーペットが48枚必要となります。
反対に、子供が遊ぶスペースやダイニングテーブルの下など、狭めの場所に敷く時は、小さいサイズのタイルカーペットを使って、カラフルに仕上げるのもおすすめです。
2-2.床の種類に合った貼り方のものを選ぶ
タイルカーペットを床に貼る方法は、タイルカーペットがオフィス用か住宅用かということや、貼る場所の材質によって変わってきます。
- オフィス・店舗
オフィスや店舗用のタイルカーペットは、しっかりと床に張り付ける必要があるので、専用の接着剤を使います。
- 住居
住居用のタイルカーペットは、貼る床の材質によって変わってきます。
フローリングなどの滑らかな場所に貼る時は、吸着式になっているタイルカーペットを敷くのが一般的です。
ピタッと貼りつく性質の材質が使われているので、かんたんにずれたりすることがありません。
貼り直したい時も、はじから持ち上げればかんたんに剥がれますので、何度でもやり直すことできます。
畳など滑らかでない場所に敷く場合は、吸着式ではしっかりと貼りつかない場合があります。
そうした場合は、はめ込み式のものを使えば、1つ1つのピースがしっかり固定されるので安心です。
2-3.素材で選ぶ
タイルカーペットには絨毯タイプだけでなく、さまざまな材質のものが販売されています。
人気のあるフローリングタイプのほか、大理石風タイプやコルクタイプ、クッションフロアタイプなど、選択肢は多岐にわたっています。
小さい子供やお年寄りのいるご家庭は、絨毯タイプのものが滑りにくいので安心できます。
ペットの抜け毛が気になるお宅は、コルクタイプや絨毯タイプの中でも毛足の短いものが掃除がしやすくおすすめです。
2-4.機能もいろいろ(撥水、防音、防災)
最近はかなり進化しているタイルカーペット。
暮らしをよりよくする多機能なタイルカーペットも、たくさん販売されています。
以下にタイルカーペットに付属することが多い機能を記載します。
ぜひタイルカーペットを選ぶ時の参考にしてください。
- 防音・遮音
- 防汚・撥水
- 防ダニ
- 防炎
- 抗菌
- 消臭
- 床暖房対応
3.おしゃれなタイルカーペットおすすめ20選
3-1.木目調のタイルカーペット 5選
①フローリングタイル 24枚セット
置くだけなので、誰でもかんたんに貼ることができるフローリングタイル。
元の床に影響しないので、賃貸でも安心して使えます。
②木目調フロアタイル 接着剤付き 72枚セット フロアタイルステッカー フロアーマット
ヴィンテージテイストの木目がおしゃれなフロアタイル。
こちらはシールでしっかりと固定できるタイプです。
キズにも強く土足で使えるので、店の改装にもぴったり。
③45枚セット 29cm×29cm 洗える 吸着タイルマット 木目 レンガ 煉瓦
こちらのシリーズは木目だけでなく、レンガ調やブロック調のバリエーションがあります。
見た目と違って、触るとフェルト生地のような感触。
お子さんやペットが滑ってしまうことがありません。
④木目調フロアタイル シールタイプ 1枚 単品
こちらのフロアタイルは、裏面に接着シールが付いていて、しっかりと固定でき、接着剤を使うような手間もいりません。
木目のカラーは10色展開。
選ぶカラーによって、ナチュラル系やモダン系など部屋を好みの雰囲気にできます。
⑤木目調ジョイントマット9枚入 約0.5畳分
- 木目調ジョイントマット9枚入 約0.5畳分
- 参考価格:1,980円
30×30cmの小ぶりな木目調ジョイントマットです。
防音性・弾力性にすぐれたEVA素材のため、小さなお子様が転倒しても衝撃を和らげてくれます。
汚れた場合も簡単に拭き取ることができ、水洗いも◎
4.まとめ
部屋の雰囲気をガラッとおしゃれに変えることができる、タイルカーペットを紹介しました。
見た目がおしゃれになるのはもちろん、多機能なタイルカーペットを選ぶことで、暮らしやすさもアップしますよ。
ぜひお宅にぴったりなタイルカーペットを探してみてくださいね。